CYBERAID Product&Service Life Cycle Policy




製品・サービスの変更を促すテクノロジーの革新など、様々な理由から製品・サービスのライフサイクルは終了し、サポート中止となります。


例えば、開発言語のバージョンアップにより大幅な変更を要する場合。セキュリティアップデートによる基本仕様変更等。
これを踏まえ、弊社ではお客様に製品・サービスのサポート中止に十分対応し、代わりの製品・サービスへ移行していただく上でCYBERAIDが果たす役割をご理解いただくために、CYBERAIDの製品・サービスのサポート中止ポリシーを策定しました。


CYBERAIDでは、サポート中止という事態によって、お客様の環境のCYBERAID製品・サービスにどのような影響が生じるのかお客様に確認をお願いしなければならなくなるということを認識しています。

サポート中止日以降に製品・サービスを使用した場合のリスク、取り巻く脅威は日々進化し、CYBERAIDが提供する保護もそれに合わせて進化します。

古い製品・サービスでは新種のあらゆる脅威に対処できません。

ライフサイクルの終了は製品・サービスのライフサイクル全体のプロセスのひとつとして確立されています。

販売終了(EOS: End of Sale)及びサポート終了(EOL : End of Life)がどのようにライフサイクルの終了に至るかそのプロセスをご理解いただけるように以下詳細を記載します。

また、カスタマーケアに関するお問合せに関しては、販売店様経由にてサポートをご提供しております。
製品・サービスをご購入した販売店(セールスパートナー)にお問合せ下さい。


販売店が不明な場合や直接のお問合せをご希望のお客様は、以下のフォームよりお問合せも可能です。
回答までに時間を要する場合がありますので、予めご了承下さい。

Customer Support
  https://www.cyberaid.co.jp/contactcyberaid/


1販売・サービス停止に関して


新バージョン製品・サービスの出荷・始動にともない、旧バージョン製品・サービスは、新バージョンの出荷・始動1年後に「販売・サービス停止」となります。
「販売・サービス停止」により新規での購入・サポートは終了いたします。

2限定販売・サービス期間について


販売・サービス停止となった旧バージョン製品・サービスに関する暫定措置として「限定的に」販売・サービスを継続する期間(「限定販売・サービス期間」)を設定させていただいております。

この期間におきましては、当該旧バージョン製品・サービスを既に導入しているお客様に限り、同一システム・サービスで使用されることを条件に、旧バージョン製品・サービスを追加購入することができます。
なお、限定継続期間は、販売・サービス終了後から1年間とします。(新規での製品・サービス購入は出来ません。)


3保守サービス継続について


保守サービスは、販売継続中の最新製品・サービスおよびその1世代前の製品・サービスのみをその対象製品とさせていただいております。

ただし、販売停止製品・サービスが、その販売停止日時点で弊社の保守サービス対象製品・サービスである場合、販売・サービス停止日が属する1年間の保守サービス契約満了後1年間を最長に同内容の保守サービスを継続いただくことが可能です。
*保守対象製品がインストールされたコンピュータのOSおよびソフトウェア(ウェブサーバ-、開発言語含む)ならびにハードウェアが製造・提供元のサポート対象となっていることが保守サービス提供の前提条件となります。

ウェブサービス「保守サービス」終了後の対応について
「保守サービス」終了の対象となった製品・サービスについては、バージョンアップまたはアップグレードをご検討ください。
なお、「保守サービス」終了後の措置として、一部の製品・サービスにつき、追加措置(「限定延長保守サービス」)がございます。

4GA(General Availability): 正式版リリース日


GA~EOSの間は、バグフィックスリリースとセキュリティリリースが行われ、テクニカルサポートが受けられます。

5EOS(End of Sales): 製品販売終了日


EOSとは、製品の販売を終了するタイミングを指します。
EOSは、新たなバージョンが正式リリース(GA)を迎えたタイミングで発生します。
EOSを過ぎると、そのバージョンの製品・サービスを購入することはできません。
EOMまでは、バグフィックスリリースとセキュリティリリースが行われ、テクニカルサポートが受けられます。

6メンテナンス終了日


EOMとは、CYBERAIDがその製品へのメンテナンスを終了するタイミングを指します。EOMは、EOSから起算して12ヶ月後に行われます。
ただし、EOMを過ぎた後も、EOLを迎えるまでは、セキュリティに重大な影響を及ぼすと考えられるクリティカルなバグ発生時において、CYBERAIDの判断においてセキュリティパッチを提供します。
この期間のことをセキュリティメンテナンス期間と定めます。製品を継続利用いただくことは可能ですが、基本的なメンテナンスはEOMのタイミングで終了し、CYBERAIDのテクニカルサポートも受けられません。
なお、セキュリティメンテナンスの対象となるのは、各フィーチャーリリースの最終バージョンのみで、その他のバージョンはEOLになります。新規にテクニカルサポートを受けたい場合には、現行バージョンにアップグレードする必要があります。

7EOL(End of Life): 製品ライフサイクル終了日


EOLとは、メンテナンス、バグフィックス、機能追加、セキュリティパッチ等の全ての対策が終了になるタイミングを指します。
サードパーティー保守を受けられる可能性はありますが、CYBERAIのテクニカルサポートは受けることができません。

製品・サービスを継続利用いただくことは可能ですが、セキュリティリスクを残したままでの利用になりますので、EOL前に現行バージョンにアップグレードすることを強く推奨します。

補足事項

CMS コンテンツマネージメントをコアシステムとしたホームページに関して、
CMSを利用したホームページの場合、コアシステム仕様が大幅に変更した場合はセキュリティパッチの対処でなく最新バージョンへの変更を強く推奨いたします。

CMSがオープンソースの場合は、お客様自身で適切なセキュリティ対策・プラグインアップデートをお願いします。
また、プラグイン含めオープンソースソフトウェアのバージョン管理はお客様サイドでお願いしますが、サーバOS等に関連するソフトウェアは当社で脆弱性対策等によるアップデートを必要時に行います。
特に旧バージョンでの維持の場合、脆弱性が解決されずに大きなセキュリティリスクを潜在させる場合があります。
また多くの場合、プラグインという形式で追加プログラム・スクリプトを実装される場合が大半ですが、個々のプラグインのセキュリティバッチを含めバージョンアップも同時に必要です。
多くの場合プラグインとコアシステムの互換性の検証も必要となります。

★弊社制作物以外のオープンソース等のソフトウェア、プログラム(CMSを含む)固有の問題、外部環境変化対応等を「サポート」として承っていた場合は、サポート、稼働の保証範囲を定めた契約に基づきライフサイクル期限を設定しません。

ただし、例外として、

1.コアシステムの変更 例:仕様データーベース変更(バージョン変更含む)、PHP等のバージョン変更
2.プラグイン等の互換性変化、影響ある外部環境変化に関しては、一定のライフサイクル期限を脆弱性等を考慮し、ライフサイクル期限として設定します。
ライフサイクル期限に関しては、設定案内等に記載します。